契約と飲み会と家族サービスと（前編）。

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盛りだくさんの日曜日でした。

書いていたら文書量が増えてきたので、全２回の連載にしました＾＾；



午前中は新松戸物件の契約へ。

売主様は７０歳のおじいさん。初めて対面することになるのですが、融資の内諾金額の都合上

けっこう厳しい指値をしてしまったので印象がよくないだろうなあと想像し、菓子折りを持っていきました。

対面するやいなや、ささっと菓子折りをお渡しすると、喜んでいただけたので良かったです。



契約の途中で休憩を取り、その間に売主様と色々とお話。

建物にもお金をかけて修繕もしたし、アスベストの調査もしているとのことでした。

場所もいいところで出来れば売りたくなかったけど「勘定あって銭足らず」状態になってしまったので

抵当をはずせて滞納している固定資産税を支払えるくらいの金額で処分せざるを得なかった、

という話をされていましたので、それなりに物件に愛着はある方なのだろうと判断しました。

この場合、「建物にお金をかけたと言っても実際は和室を洋室に変えたくらいじゃない？」

なんて思ったとしても、それをおくびにも出してはいけません。

売主様が大切にしていた物件を譲り受け、しっかりと大事に運営していきますというメッセージと

良い物件であることを徹底的に褒める方向で会話。価値のある土地をこんな安い値段で譲って頂くことになり

嬉しい反面本当に申し訳ない、ただでさえ安く譲って頂いているのだから、瑕疵に相当する案件が発生しても

売主様の負担にならないようにできるだけ柔軟に対応していく、というニュアンスの話をしてきました。

「若いけどしっかりしているのでうらやましいですね。もっと安くしろって言われたらどうしようかと

　思っていたけど、そうじゃなくて本当に良かった。」

と売主の奥様に言っていただけましたので、ある程度信頼を得ることが出来ただろうと思います。



その一方、土地と建物の比率を決めるときにはしっかりと建物の比率を高めるような主張も忘れません。

勿論、売主様の面子をつぶさないよう言葉を選んで話しましたので、売主様のご機嫌は悪くなりません。

「土地の比率がそのくらいであることは近隣相場から見ても明らか」

「売主さんが言うとおりなのは重々承知している」

「それを理解した上で、今後の経営と言う観点から出来る限り減価償却を取りたい」

「その経費を使って、物件の外壁塗装や設備更新をして、入居者さんに満足してもらえるようにしたい」

「だから建物から計算して比率を算出してほしい」

だいたい要旨としてはこんな感じでしょうか。

結局、当初仲介業者さんが提案してきた内容よりもだいぶ比率をあげることに成功しました。

（とはいえ、目標には届かなかったので、悪あがきの一手を打とうと思っています）



そんなこんなで契約が完了。最終的には、売主さんと仲介業者さんから

「一緒にお昼ご飯でも食べましょう」などとお誘いを受けるくらいに雰囲気良く終わらせることが出来ました。

本当は一緒にご飯を食べたかったんだけど、その後も予定が控えていたので丁重に辞退。

さぁ、資料は揃ったので次は融資付けです！某信金さんから内諾は貰っているものの、

この辺はいつどのようにどんでん返しがあるかもわかりません。早め早めに動いていきたいと思います。



新松戸を後にし、奥さんと北千住で合流して新宿へ。

昼ビールしながらオイスターバーで牡蠣を食べて遅めのクリスマス気分を満喫したあと、

一日遅れのクリスマスプレゼントとしてコートを買ってあげました。

契約が思ったより時間がかかったため、次の予定には遅刻になってしまうのはわかっていたのですが

奥さんがいるところで遅刻の電話とかすると、それはそれで気を遣わせてしまいます。

トイレでこそこそと電話したり、見ていない隙にメールを打ったり・・・

そんな感じで次の予定の調整をしていました（苦笑）



続きは明日。

気づきの多い飲み会に参加した話です。



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タグ：不動産投資 新松戸 契約